≪お知らせ≫
***お知らせ***
こんにちは。
今日もあっちぃ東京にて、
エアコンの風下でピコピコとキーを叩いているハルカミカコでございます。
さて、
≪お知らせ≫がございますのでお知らせしますが(しつこい)、
当ブログとは別のもうひとつのブログを開設いたしました。
タイトルは、
『人前で話す力と話し方を上達させる方法』 ~遥美香子 公式ブログ~
URLはこちらです。
⇒ http://blog.livedoor.jp/mikaosan/
当ブログの「人前で話す…」を独立させて、
人前で話すスキルや対話力を磨きたい方、
言葉でのコミュニケーション力をブラッシュアップしたい方へ役立てるようなブログにします。
すでに7月下旬にプレオープンしています。
最初の記事には、小学生の時の赤っ恥体験を投稿しました(///_///)
⇒ http://blog.livedoor.jp/mikaosan/archives/37919299.html
最近、
このようにブログでお恥ずかし体験を公開するたびに、
古い角質がペロンと剥けていくような感覚を覚えるこのごろでございます。
自分のカッコ悪い経験にフタをしてしまうのは、
誰もが経験するふつーの感情なので悪いことではありません。
特に仕事で背伸びをしがちな20代~30代の頃はありがちかもしれませんね。
私がそうでした。40歳くらいまでは虚勢を張ってかなり背伸びしていたと思います。
(永遠の36歳のはずが、、、あれれ?)
しかし、そのカッコ悪い自分や赤っ恥経験を公開してしまえば、
なんだか気持ちが楽~(´▽`)♪になりますし、
フタをするほどのものではないことに気がついたり、
どうも前に進めない心のブレーキの原因はコレだ!がわかって、前進スピードがぐんと加速するということもあるものです。
話が面白いな~、話し上手だなぁ~、
味のある魅力的な人だなぁ~と思う人は、
たいてい失敗談のバリエーションが豊富。
赤っ恥経験ブタをパカパカ開けまくってますね。
自慢話や優等生バナシ、教科書からぬきとっただけの机上の空論は誰の役にも立たないし、本人は悦に浸っていても聞いてる人は鼻でもほじりたくなってしまいますもん。
あら、毒吐いてしまったかしら( ̄。 ̄)
新ブログのハナシに戻ります。
メニューバーの記事等が未完成でありますが、
これから投稿を増やしてまいりますので、
現時点でのスカスカ部分はどうかスルーしてお許しをm(__)m
そして、
当ブログの今後は、
『人前で話す力と話し方を上達させる方法』 ~遥美香子 公式ブログ~』以外のことを綴っていきます。
どちらかというと、日常のハナシ、個人的に好きなことなど。
おそらく、食べ物のことが多くなるんじゃないかな~という気がしますが、
当分はテーマにこだわらず、フリ~ダムな感じで進めていきます。
どちらもどうぞよろしくお願いいたします。
ではまた^^
■公式Webサイトはこちらです
⇒ mikakoharuka.com (http://www.mikakoharuka.com/)
詳細を知りたいという方は、
公式Webサイトからのお問い合わせをご利用ください。
■社員研修やセミナーを少人数から承ります。
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■部下や新入社員へ教えられるトレーナー育成もマンツーマンから承ります。
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●人前で話すための掟.その12・本ヨミレッスン④
梅雨明け後weekの日本列島。
各地で連日猛暑の日が続き、
今夏最高気温を記録している地域もあるようですね。
私の故郷・北海道の家族や友人からも、
「暑い暑い(~~;)」というメッセージが届いています。
暑さが堪えるトシゴロゆえ、
一歩外に出ると憂鬱な表情を浮かべてぐったりとしてしまいますが、
昨日、若者(死語)の言葉を聞いてはっと我に返りました。
若者「あっちーい!気持ちいい~!夏だ!夏!」
…気持ちいいだとぉ?
……そうなのか…
数秒後に後頭部がじわんと刺激されたような感覚を覚えました。
若者の、
気持ちいい+夏、という言葉を聞き、
「暑いけど、夏はこうでなくっちゃね~!」
と言っていた我が青春時代(死語ふたたび)を思い出しました。
とはいってもがっつり気合いを入れるのはしんどぉございますので、
ちょっとだけのムリをココロに課して、
「暑い」=「夏らしい暑さ」=「気持ちいい」に意識をチェンジすると、
少しだけ暑さが楽しく感じられました。
若者よ、ありがと^^
さて、
前回の続きです。
前回は、「本ヨミ」レッスンに際しての、
ナレーター読みの概略迄でした。
ナレーターの仕事は、
環境の点でキャスターと違うことがいろいろあります。
主な違いをまとめると以下の通りです。
①収録・放送するのは声だけなので、顔、姿形が映らない。
②TVカメラがない。
③目の前にいるギャラリーは少ない
※MA専用(録音)スタジオ収録の場合、防音仕様の狭い個室ブースに一人で入る。
※TVや他の動画収録と同時で行う場合は、
目の前にスタッフや関係者等、ギャラリーが多数いる場合も有り。
とここで補足ですが、
「TV収録はカメラに向かって話すから、
キャスターの目の前に人はそんなにいないの?」
と聞かれたことがあります。
いえいえ、違います。
小予算、小規模の取材収録、
スタッフ数限定の厳戒態勢での収録ならばその通りですが、
通常はカメラの後ろ&周囲に人がたくさんいるケースのほうが多いです。
制作スタッフ、営業等の局社員、スポンサーや広告代理店社員、などなど。
また、公開収録であれば一般客が集まり(基本無料見学ですから)、
大きな予算がついた番組や有名人がゲスト出演となると、
ワラワラとギャラリーが集まっての番組進行になります。
しかし、ナレーターは、
そのような常に人目にさらされ状態のキャスター業と比べて、
明らかに「人前率」がぐんと低下します。
なんたって、
専用スタジオ録音であれば、
ブース内には自分ひとり。
おひとりさま行動大好き!な私のようなひとにとっては、
快適な空間です。
そして、
「人前」での緊張感がない環境で原稿を読むことによって、
自分の発声や話すリズムに意識を集中することができます。
では、
ナレーター仕様のセルフトレーニング法をお伝えします。
基本はキャスタースタイルをベースにしますが、
姿形の佇まいに気を使う必要がない分、
発声と発音、話すリズム、抑揚、スピードの緩急といった、
表現力を鍛えることに全意識を注いでください。
キャスタースタイルと
同じベースとはこういうことでしたね。
↓↓
*******************************************************************************
・安定した発声と滑舌であること。
・わかりやすく、伝わりやすい話し方であること。
・共通語(標準語)とされる日本語とアクセントで話すこと。
・棒読みではなく、かつ不自然なオーバー演技はNG、
地声トーンで自然な抑揚をもって表現できること。
※始める前に発声発音練習をする。
①原稿を用意する
・前回にお伝えしたように自伝的なエッセイをお薦めします。
・ボリュームは自由。数ページを繰り返し練習することから始めると尚良。
・原稿(本)はあらかじめ内容をつかめるくらいに読み込んでおく
②原稿に下読み記号やラインをひく
・強調したい部分、息継ぎやアクセントの注意部分、
ふり仮名などを書き込む。
・自分の原稿なので、自分がわかるように書き込んでOK
※アナウンサーには独特の記号入れやライン使いがあります。
③キャスター姿勢で原稿を読む準備をする
・机を前に、ニュースキャスターデスクのような位置関係で座る
・自分はテレビカメラに撮られていると思い込む(正面、左右)
・姿勢を正し、目線は原稿に置く
・足元を揃えることも忘れずに
・カメラの代わりとして、目の前に姿見を置くと良い
④③の準備ができたら原稿を読む
・1センテンス毎に間をおいて、ゆっくり読む
・最初は棒読みでOK
・何度も繰り返し、1センテンス毎に感情を少しずつ乗せながら読む
・段落毎に間を1秒おく
・セリフ部分の「*****」は、前後に間を0.5秒設ける
・慣れてきたら、間を使って余韻を持たせるように読む
※文と文の空白は、余韻を感じさせるポイントです。
決して急がず、焦らず。
「間」を恐れずに、「間」を自分の味方にしてください。
*******************************************************************************
上記のうち、
③は不要ですが、余裕があれば取り入れてもOKです。
また、原稿は手元に置いてもいいのですが、
PC画面に表示させて行ったほうが、
やりやすいと思います。
最初の内は、
声と発する言葉のリズムだけで表現力をより高めていくため、
まずは必要以上に姿形を気にしないようにしてください。
表情は思いのまま崩してOK
ガニマタ着席OKですし、
上半身をゆすっても、
両手を使ってのオーバーアクションもOK
ちなみに私は、
MA時は大抵ガニマタでどかっと座って行っていました。
たとえスカートをはいていても目の前は壁ですから(MA室の場合)。
ある時、
スタッフに向かっての壁が
防音ガラス仕様になっているスタジオ(ラジオなどはその仕様が多い)で、
いつものとおり、
ガニマタ座りで録音を始めてしまったことがあります。
1テイク収録後、
女性のディレクターがブースへ入ってきた時、
「あ~ん?上手くいったのになぁ、また原稿変わるのかな」
と思いながら赤ペン握りしめて
「どうしたのぉ?」なんていいつつ余裕の微笑みを浮かべていた私。
「あの…足元もみんなに見えちゃってるの。。。
このスタジオは下までガラスで…」
がーん。
「え!見えてた?見えちゃってた?!( ̄□ ̄;)」
「いやっ、今は大丈夫。でも、このまま続けるとキケン…と思ってね(~~;)」
ですよねですよね。
その時のナレーション原稿は、
確か動物の紹介番組だったので、
集中するとまさしくオランウータンやゴリラと同じ座り方になっていたと思います。
スカートで。
さすが、女性ディレクター。
その先のMA集中時の私の豹変ぶりを見ぬいていらっしゃったわけで。
おほほ。
と、こんなこともありましたが、
通常は姿勢や足元も気にしなくていいので、
とにかく体を動かしながら言葉を発することで、
表現力が変わってくることを体感してください。
下手でいいんです。
上手にしようと思わず、
原稿にある喜怒哀楽を体全体で表現することから始めてください。
難しく考えず、簡単に楽しく、ひとりなんだから恥ずかしいこともありません。
例えば、
「大きな桃がありました」
の一節であれば、
両手でめいっぱい大きい桃の輪郭を描きながら言葉を発するとか。
そのような簡単なオーバーアクションであっても、
声に出す言葉の表情は変化していくものです。
「走りたい…走りたい…、今すぐにでも飛び出して走りたい!」
のココロの声を語るセリフ原稿であれば、
私はこうします。
「走りたい…、走りたい…」
の部分は、
走りたくても走れない心の声なので、
片手で胸を抑えて少し苦しい胸の内を感じるようにして、
もう一方の片手で走る腕の動きをつけて同時に動かし、
何パターンか練習で行ってみます。
「今すぐにでも」
の部分では、
「今でしょ!」の東進ハイスクールの林先生スタイルで両手をぴしっとキープ^^
そして、一拍おいて、
「飛び出して走りたい!」
を少し早目に強めに言いきります。
動きは、
「飛び出して」では、両手でドアをこじ開けるようにして、
「走りたい!」では、両手のこぶしをぐっと握りしめて言いきる。
こうしていくつかの動きをやってみて、
いちばん自分が語りやすく、
なおかつ感情がのせやすい動きを見つけます。
その動きをつけながら、
本番用のナレーションを入れていきます。
慣れてきたら、
録音も同時に行い、
体の動きがないナレーションと、
体の動きを入れたナレーションを聞き比べてみましょう。
客観的に聞くと、
違いがわかるはずです。
わかってきたら、一歩上達した証です。
では続きは次回に^^
※個人様用の提供メニューをリニューアルしました。
これまでのトレーニングメニューに加えて、
対話式中心のコーチングメニューを設けております。
公式サイト・mikakoharuka.com
(http://www.mikakoharuka.com/)に掲載していますが、
詳細を知りたいという方は、ホームページからのお問い合わせはもちろん、
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人前で話すための掟.その11・本ヨミレッスン③
10日は全国的に真夏日。
東京も暑い1日でした。
11日もさらに暑くなると聞き、
慌てて自宅のエアコンをクリーニングし(遅っ)、
涼む体制を整えておきました。
夏のアイテムで一番好きなのはクーラー♡
北海道出身なので、
肌寒いくらいがちょうどよく、
汗だくおじさん達と同室だとホッとします。
なぜならば、
コレが適温だ!とする値が同じだから。
圧倒的に寒がり体質が多い女性に合わせている際は、
ひとりだけじんわりと汗ばんでいることが多ぅございまして。
空調レベルを女性に合わせているおじさまのケナゲさが痛いほどわかる季節でもございます。
さて、ハナシは変わり、
前回の続きです。
前回は「本ヨミ」レッスンの①キャスター(アナウンサー)読みの、
手法、ポイントなどをお伝えしました。
今回は宣言通り、
②ナレーター読みの手法なんぞをお伝えします。
とその前に。
ナレーターってそもそも何?
アナウンサー以外にも、
いろんな人がやってるような気がする…
と思われてい方がいらっしゃるのではないでしょうか。
少なくとも放送業界を知らない方だと、
いまひとつこれぞナレーターだ!
とスッキリ解答できるものでもないんじゃぁないかと思います。
なので、
ナレーターってそもそもバナシをしておきます。
ちなみに私が指導・解説できるのは、
テレビやラジオ放送局でのナレーション訓練を経てきたナレーターの技能です。
ナレーターとしての仕事を受けるのは、
主にアナウンサー、ナレーター、タレント、俳優、声優。
(「ナレーター」だけを職にしている人もいます)
ナレーターは職種名。
そしてナレーターが行う仕事をナレーションといいます。
映像に合わせて原稿を読むこと=ナレーション。
そのナレーション撮りを、MA(エムエー)と呼ぶのが業界専門用語です。
「来週の木曜日にMAです」
=来週の木曜日にナレーションの録音を録音スタジオで撮るということです。
ナレーションを入れる番組や映像のテーマによって、
求められるニュアンスやスキルは多種多様です。
ニュース番組や情報番組で、
しっかりと正しく伝えることがニーズであれば、
アナウンサーかナレーター。
バラエティ番組では、
幅広い表現力のあるナレーターかタレント。
旅番組やドキュメント番組では、
俳優が起用されることも多いです。
ナレーションは、
アナウンサーであっても、
ナレーションが苦手な人と得意な人に分かれます。
私は現役の頃、
ナレーションが好きでしたので、
どちらかというと得意なほうでした。
もともと人前は苦手でしたし、
それでも朗読は好きだったので、
録音ブースに一人籠って原稿を読むナレーションの仕事が、
本来の私の性格には合っていたからだと思います。
といっても、新人~3年目くらいまでは下手くそで、
何度も撮り直しては叱られていたものです。
それでもナレーションの仕事は好きだったので、
回数をこなしていくうちに、
撮り直しも少なくなり、褒めてもらえるようにもなりました。
ナレーターとしてずっと仕事ができれば、
今も続けていたかもしれません。
しかし、
私は元々アレルギー性の鼻炎と気管支炎という持病があり、
機能的に限界を感じ、
ナレーション品質の保証ができないこともあり、
その道はあきらめました。
ナレーションだけを職業にしているプロのナレーターは、
とても幅広い表現力を持たれているだけではなく、
喉の機能が強いです。
声だけで勝負ですからね。
商売道具=声が常に品質保証されていることが必須です。
また、
声質や滑舌はさほどきれいではなくても、
とても味のあるナレーションができる俳優やタレントさんもいらっしゃいます。
などなど、
ベテラン俳優さんのナレーションは映像のクオリティまでもぐぐっと引き上げる力があります。
また、上手いと思わせなくてもなんだかいいな~と感じさせるナレーションができる若手俳優もいらっしゃいますね。
個人的には、
長澤まさみさん、広末涼子さん、
篠原涼子さん共通する力まないナレーションが好きです。
あのふんわりとした自然体でのナレーションは、
アナウンサーにはなかなかできないからです。
私は長澤さんらのナレーションを聞く度に、
現役当時に初めて旅番組のナレーションを撮った時のことを思い出します。
「アナウンサーっぽくしないでください。
ふつうのひとり旅女性のニュアンスで。
自然体でひとりごとな感じでヨロシク」
というディレクターからのリクエストに四苦八苦してしまったこと。
アナウンサー訓練を必死にしてきた私には、
発声や滑舌を崩すということが逆に難しく、
そのリクエストに応えられるナレーションにならずに何度もテイクを重ねました。
正直言って、
「カンベンしてくれ~、なんで崩さなきゃなんないの(TT)」
と思ったのですが、
辛抱強いディレクターでしたので、
私が旅人の感覚をつかむまで待ってくれました。
映像に写っているのは旅先での自分なので、
その時の街並みや音、
匂いや人々の佇まいなどを思い出し、
挿入された音楽と映像のイメージを脳内で一体化させ、
原稿の意図やニュアンスをつかみ直し、
アナウンサーに必要とされる技能をスポッと取り払い、
10分くらい瞑想のごとく意識を集中させた後、
120%旅人モードで最終録音に臨みました。
ひと通り映像の終わりまで完了。
しかし、自分では、
「うわ~、シロウトみたいなナレーション…どうしよ…」としか思えず。
数分後、
録音ブースのドアが開き…、
ディレクターが入ってきました。
「よかったよ!イメージ通りになった!いい雰囲気だったよ~^^」
拍手パチパチしてゴキゲンなディレクター。
喜んでくれたのでホッとしつつ脱力。
そしてその時に、
ナレーションの表現力は、
決してきれいに読んだり、
元気に読んだりすることだけではない。
ということを腹の奥で感じ取りました。
おそらく、
その番組のナレーションを、
長澤さんや広末さんが担当されていれば、
すぐに「ふつうの旅人女性」のイメージを感じ取って、
1テイクで演出家の望みどおりにフィニッシュさせていただろうなぁと思います。
というわけで、
ナレーションは声での表現力をとことん鍛えられる作業です。
ナレーション最中は顔や体は映らないので、
どう動こうかどんな格好をしようがかまいません。
表現できやすいように動いてもOKなのです。
ナレーター、俳優、タレントさんの中では、
ナレーションの際に、
むちゃくちゃ体を動かしながら原稿を読む方がいらっしゃいます。
それは、
体のアクションをつけたほうが、
声の表現にも反映されるからです。
ある番組で一緒にナレーションを担当した男性ナレーターが、
録音ブースから汗だくで出てきたこともあります(^^;)
初めてその姿を見た時は圧倒されました。
そして、なんてプロフェッショナルなひとなんだろうと。
実際にとても売れっ子で、
1日に何本もの人気番組を担当する名ナレーターでした。
その方は、スタジオからスタジオまでの往復には自転車を使っていました。
帰り際に自転車を指さして、
「あ、コレ僕のです。ベンツっていう名前です^▽^」と、
初対面で緊張していた場の空気を和ませてくれました。
ナレーターは売れっ子ともなると、
有名タレントさんよりも高年収です。
その方も当時の年収は4000万くらいのランク。
それでも、健康維持と効率、
入り時間を守ることを考えての自転車移動。
声のコンディションを常に維持し、
忙しくても売れっ子だからといっても遅刻なんてしない。
ナレーションスキルはハイクオリティ。
信頼と人望の厚さ⇒多数の人気番組からのオファーが絶えない、
という結果を生み出していた優秀なビジネスパーソンであったともいえます。
その方のお仕事を見るまでは、
体を動かさずに頭で感じることと声だけでナレーションを入れていた私でしたが、
カッコつけてたことを反省しました。
以来、
躍動的なナレーションを入れる際は、
手や肩、表情など、
どんどん動かしながら原稿を読むようにしました。
時にはやりすぎてしまい、
「ミカちゃーん、
手のぶんぶん振りがノイズに入るからやめといて~」
とまたもや撮り直しさせてしまったこともありましたが…。
まったくもって不器用。
それでも、
失敗して叱られたり、
時には大目にみてもらったりしながら、
表現力を鍛えさせてもらいました。
というわけで、
ナレーションは原稿をキレイに読めばいいというものではありません。
声と言葉の表現力が要です。
だからこそ、鍛えられるというわけです。
それでは…、
手法と工夫ポイントを。
次回に続きます^^
※個人様用の提供メニューをリニューアルしました。
これまでのトレーニングメニューに加えて、
対話式中心のコーチングメニューを設けております。
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(http://www.mikakoharuka.com/)に掲載していますが、
詳細を知りたいという方は、ホームページからのお問い合わせはもちろん、
メールでご連絡くださいm(__)m
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