人前で話すための掟.その9・本ヨミレッスン①
本日の東京は、梅雨前線が停滞中。
シトシト、ザーザーと雨が降り、
空気が1日中ジメジメっとしています。
20年以上東京に住んでおりますが、
肌にまとわりつくような湿った空気は未だに慣れません。
東京が札幌のようなカラッとした気候だったらなぁ、、
と毎年ブツブツ言ってしまいます。
お外で長時間散歩するのが大好きな私ですが、
さすがにこの時期は屋内で過ごすことを優先しています。
屋内で過ごすとなると、
読もうと決めて積み上げた本にじぃっと睨まれてるような気がして、
本日は2冊の書籍を読みました。
雨音を聞きながらの読書はなかなか気持ちがいいものです。
というのはカッコつけで、
途中に睡魔がいらっしゃったので、
快くお迎えし、うたた寝すること3回。
クッションにヨダレのようなシミがあるのですが、
きっと気のせいでしょう。
私に限ってそんな…。
と思い、鏡を除くと、口から頬にかけてひとすじの白いスジがありました。
さらに、クッションの刺繍のカタチ通りにほっぺに型押しが…。
そんな寝ジワも長時間消えず……そんなお年頃です。。
さて、
「読書」からの前置きが長くなりましたが、
本日はその「読書」を利用してのレッスン方法をお伝えします。
前回は、リポートレッスンにて、
描写力や表現力を高めることができますよ~、というハナシでしたが、
今回は、本を音読することによって、
表現力を高める「本ヨミ」レッスンのススメです。
本の種類は、
どんなひとが読んでも共感を得るような、
ロングセラーのエッセイから始めたほうがベストです。
小説やビジネス書でもいいのですが、
人へ言葉で伝える表現力を養うということからすると、
小説は感情が入りすぎたり個性が強すぎたりする傾向があり、
ビジネス書はノウハウ的な内容が多いので感情表現が薄くなりがちです。
まずはエッセイから初めて、
慣れてきたら自分の好きな小説を存分に力読していただければと。
私がトレーニング教材としてよく利用するのは、
ベストセラーの『五体不満足』(乙武洋匡/講談社)。
日本人ならば世代を問わず読んでいる人が多いと思いますが、
全体の文章が読みやすいですし、
情景描写がイメージとして湧きやすい表現が多く、
初心者の音読に最適なのです。
まずは、全体を黙読してから音読みを始めると尚良し。
その本のストーリーを知り、
温度感、空気感を自分の感情でつかみとります。
いうならば、そのストーリーを、
自分の脳内で映画かドラマにしてしまう感じです。
ざっくりでかまいません。
印象に残った1シーンだけ抜き取ったCMバージョンでもいいです。
雰囲気をつかむことが大切です。
自分の感情スイッチを使って、
感情を言葉にのせていく作業です。
これがないと、棒読みからいつまでたっても上達しません。
そして、音読にはいろいろなパターンがあることもおさえておいてください。
パターンとは、
①キャスター(アナウンサー)読み
②ナレーター読み
③俳優読み
それぞれ違います。
①キャスター読みから始め、
②ナレーター読みをマスターすれば、
とても自然な表現力が身につきます。
③は素人がやるのはお薦めしません。
芝居調は不自然になってしまうケースが多く、
本人がしんどそうなまま突っ走っていたり、
逆に本人が気持ちよくなって聞いてるほうが白けてしまったり、
セリフばかりが大げさになって、
肝心の内容が伝わりきらないことが多々あります。
まずは、①②をマスター。
そして③をやってみたい時は、
その気持ちをしぼりきるまで、
脳内劇場にて、熱くあつ~く存分におやりくださいませm(__)m
では、①と②のレッスン法のポイントと注意点を。
次回に続きます^^
※近日中に個人様用の提供メニューをリニューアルします。
これまでのトレーニングメニューに加えて、
対話式中心のコーチングメニューを設けます。
公式サイト・mikakoharuka.comに掲載次第、
ブログでも告知いたします。
その前に内容を知りたいという方はメールにてご連絡くださいm(__)m
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